후리가나로 읽는 일본 고전
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まぶたのはは
長谷川伸傑作選 瞼の母
長谷川 伸
長谷川 伸의 長谷川伸傑作選 瞼の母(まぶたのはは)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 94,753자 · 192화면
政吉 さあ取れた。おや、そっちの眼もか。ご念が入ってやがるなあ。
岡ツ引き亀久橋の文太郎(三十七、八歳)煙草休み三人の川並の後に来て、順に顔をみる。
金造 おやっ、これは親分さんで。(不安を抱く)
文太郎 金公か。この間みてえなことを、二度としちゃならねえぞ。
金造 ええ、もうあんな馬鹿な喧嘩は致しません。
三次郎 (藤助と顔を見合せ、黙っている)
文太郎 政吉ってのはだれだ。お前か。
藤助 政ちゃんならここにゃ居ません。
文太郎 はてな、おさんの奴きょうは休み番か。家で二人、へばり付いているのだな。
藤助 いいえ。一番堀で、奥州物に乗ってますよ。
文太郎 そうか堀の中か。おうお前達の内で、政がおさんのことを何かいったのを聞かなかったか。
三次郎 え、薩張りそんな話は聞きません。
文太郎 そうか。政が角物に乗ってる堀とはどこだ。おう金公、あの川並はだれだ。
金造 (仕方なしに)ありゃ政ちゃんでさあ。
文太郎 あいつがそうか。金公当人に俺のことをいうな。
金造 へい。(不安をまた深くする)
文太郎 (三次郎等に)お前達も喋るな。(十手をちらりと見せ)ご用筋なんだからのう。