일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

若し鏡の助けがなかったら、一寸急には発見出来なかったかも知れない。

舞台下手の出入口に近く、天井に達する直立の梯子がある。三人はそこへ飛んで行って天井へと駈け昇った。道具方は慣れたもの、明智も引けは取らぬ、三匹の猿だ。

追手に驚いた道化者は、針金を渡り尽し、屋根裏の横木を伝って、見物席の天井の上へ逃込んだ。三人も遅れず同じ穴から這い込む。

屋根裏の大捕物だ。

格天井の隙間から、逆様の夕立ちみたいに射し込む光線の糸。その外には何の光もない、べら棒に広いがらんどうの暗闇だ。

曲者の白いダブダブの道化服が白い光の糸を、チラチラと通り過ぎる。

古い天井には所々、足を踏み抜く程の大きな穴があいている。天井裏を這う間に、そんな穴に出くわすと、遙か下方の見物席の全景が、手に取る様に眺められる。そこにはもう、一人も見物人はいない。不意の椿事に驚いて、先を争って帰ったのであろう。僅かに物好きな弥次馬が五六人、劇場事務所の人々などが、曲者が屋根裏に逃げ込んだと聞いたのか、舞台の方へ走っている。その中に玉村二郎の姿も見える。アア、警官も到着した。木戸口からなだれ込む数名の制服姿。