일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

悪夢

ただそれ丈けのことです。でも、これが偶然の出来事でしょうか。船の中に蛇がいたのも変です。しかもその蛇が、あいつが息を引取ると同時に、血のりの中から湧出す様に、姿を現わしたのは決してただ事でありません。若しやあの蛇が、死体から抜け出した奴の執念深い怨霊なのではあるまいかと思うと、笑って下さい、僕は何かに身を縛られた様になって、立ちすくんだまま動けなくなってしまったのです」

聞いていた波越警部も、その小蛇が、背筋を這ってでもいる様に、ゾッと気味悪くなって来た。

彼等は両人とも、怪談を信じる様な、古風な人間ではなかった。それにも拘らず、何か物の怪に襲われた様な、異様な戦慄を感じたのは何故であったか。若しや、この小蛇こそ、明智が想像した通り、怪賊魔術師が、死を以てこの世に送り出した、復讐の魔虫ではなかったのであろうか。

悪夢

だが、兎に角事件は落着した。あれ程世間を騒がせた怪賊魔術師も、遂に自滅してしまった。八人の部下(船中で捕えた七人と、月島海岸にころがっていた一人)は、悉く収監された。賊の娘の文代は、明智に味方し、実の親を捕縛させた苦衷をめで、いずれは無罪放免と極っていても、一応未決監に収容せられた。