일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

早業

……誰かが私達一家を呪ってでもいる様な。今にも私達一家のものが、何かの恐ろしい餌食になる様な。そんな気持ですのよ」

「では、何か、そんな疑いをお起しなさる様な理由でもあるのですか」

「それがちっともございませんの。ですから、なお怖いのですわ。どういう風の禍ですか、えたいが知れませんもの」

無論妙子は、名探偵としての明智小五郎を知っていた。で、この妙な打開け話も、彼にすがって、彼の判断を乞う為であったかも知れない。併し、全然現実的根拠のない夢物語では、いかな明智にも、どうする術もないのだ。そして、丁度そうしている所へ、ホテルの小使が、東京から電話だといって、妙子を探しに来たのであった。

早業

妙子が帰宅してから三日目の午後、突然、今度は明智の所へ、東京の波越警部から電話が掛って来た。波越氏は読者も知る、警視庁刑事部名うての鬼刑事だ。

受話器を取ると、波越氏のあわただしい声が手短かに挨拶をして、用談に入った。

「詳しいことはいずれ御目にかかって御話しますが、僕の知合いの福田得二郎という実業家の所に妙な事件が起って、福田氏から是非あなたの御援助を得たいというのです。