일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

「オイ、一郎も二郎も妙子も、しっかりするのだ。わしらは、どうしてでも、この穴蔵を抜け出さなければならぬ。今も考えて見たのだが、それには、たった一つの方法がある。骸骨のとじこめられていた、洞穴の土を掘って、地面へ抜け出すのだ。大して深い筈はないのだから、皆が力を合わせたら、出られぬということはない」

「アア、僕も今それを考えていた所です。焼け残った椅子の脚で、土を掘ればいい」

一郎が応じた。二郎とても異存はない。

そこで大切な二本目のマッチがともされ、妙子を除く三人の男が、てんでに椅子の脚を持って洞穴に集った。

それから半時間程の間、闇の中に穴掘りが続けられた。寒中にも拘らず、一同汗びっしょりになって、滅多無性に働いた甲斐あって、思ったよりも仕事がはかどった。

「もう一息だ。何だか天井が柔くなって来たのを見ると、もうすぐ地面だぞ」

一同一層元気を出して働く内に、ふと気がつくと、天井からポトリポトリ何かの雫が落ち始めた。

変だなと思う間もなく、雫は雨となって降り注ぎ、一同アッと云って飛びのいた時には、泥まじりの滝津瀬と変じて、夥しい水が、ドッとばかり、穴蔵へと落ち込んで来た。