후리가나로 읽는 일본 고전
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まじゅつし
魔術師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면
そして、妙子さんにピストルを二挺渡して、その鍵で内側から締りをして置く様に云って来たのですよ。で、誰かが、例えば君の部下が、あすこへ這入ろうとすれば、第一ドアが開かぬし、仮令それを叩き破っても、妙子さんのピストルで、お陀仏。と云う訳なのです」
源造は心を落ちつける為に、長い間黙り込んでいた。この様な強敵に対しては、慌ててはいけない。ゆっくり考えて、最善の手段をとらねばならぬ。
「で、つまり俺をどうしようというのだね。君は一人だ。俺の方には七人の部下がいる。おまけに、この船はどこへでも走り出すのだ。俺の云った人質というのは、なにも妙子ばかりではないのだぜ」悪魔は不気味な嘲笑を浮べ、いきなり人差指を明智につきつけた、「君だよ、人質というのは。飛んで火に入る夏の虫という、古いせりふがあったっけね。フフフフフフフフ」
彼は含み笑いをしながら、部屋の隅の机に近づいて、その抽斗を開き、何かを取出そうと、手をさし入れたが、探しても探しても、その品物がないのを知ると、ハッとして明智の顔を見つめた。
「君の探しているのは、これじゃありませんか。君の留守中に、抜かりなく拝借して置きましたよ。