일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

僕だって、命は惜しいですからね」

明智はそう云いながら、ポケットからピストルを出して、相手に狙いを定めた。

「畜生ッ」

源造は、又しても先手をうたれて、地だんだを踏んだ。併し、ピストルを持つ相手に飛びかかる訳にも行かぬ。

「サア、文代さん。外へ出ましょう。僕達はまだ仕残した仕事があるのです。お父さんですか。ナニ、お父さんは暫くこの部屋で御休息願うことにしましょうよ」

明智の言葉に、文代はオズオズと立上って入口へ近づいた。

「コラ、文代、貴様親を裏切る気か」

源造の恐ろしい目が、刺す様に睨みつけた。

「お父さん。私も一緒に牢屋へ行きます。死刑になる運命なら、私も一緒に死にます。どうか堪忍して下さい」

文代は泣きながら、父をあとに残して部屋を出た。明智はそのドアへ、外から鍵をかけた。(鍵はさい前、ピストルと一緒に手に入れて置いたのだ)流石の源造も、相手が飛道具を持っているので、どうすることも出来なかった。

「サア、君はこれを持っていて下さい。そして、奴等が手向いし相だったら、構わずぶっ放して下さい」

明智はピストルを文代に渡して、部下の者を捕縛する為に、甲板へ出て行った。