일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

仮令生きていたところで、蛇が毒薬を混ぜる筈もないのだ。やっぱり人だ。だが、復讐鬼一味のものは、今は一人も残っていないことが明らかになっているではないか。とすると……とすると……いくら考えても、全く不可解と云う外はない。

困じ果てた波越警部は、今日も又、彼の唯一の智恵袋明智小五郎を訪ねて、残念ながらその教えを乞う外はなかった。

開化アパートの書斎へ警部が入って行った時、明智は、机の上に大型の書物を開いて、読み入っている様に見えた。グロースの犯罪心理学だ。

「読書ですか」

波越氏が、独逸語の頁を覗き込みながら、云った。

「イヤ、本を開いて、考えごとをしていたのです。読んでいた訳ではありません」

明智が、ボンヤリした顔を上げて、答えた。

「何を考えていたのです。奥村源造の怨霊についてですか」

「イイエ、もっと人間らしいことです。美しい幻です。僕だって、犯罪以外のことを考えない訳ではありません」

「ホウ、美しい幻? 景色ですか。絵ですか。それとも歌ですか」

警部も柄にない云い方をする。

「もっと美しいものです。人の心です。純情です」

「純情? といいますと」

「奥村文代を、早く出獄させてやる訳には行かぬでしょうか」