후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
まじゅつし
魔術師
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면
その巨人は、手型の高さから想像して少くも七尺に近い身長を有し、常人の一倍半の手の平を持った、怪物でなければならない。
「どこかに間違いがある。そんな怪物が、この厳重に密閉された部屋に出入したなんて、それが巨人であればある程、愈々不可能なことだ。馬鹿馬鹿しいことだ」
と人々は彼等のこの驚くべき空想を打消そうと力めた。ところが、この空想が満更ら空想でないことが、更らに別の方面から分って来たのだ。それが、つまり第三番目の発見である。
で、第三に分ったことは、裁判所の一行が来着するのと前後して、各新聞社社会部夜勤記者の一団が、福田邸の門前に殺到して、あわよくば犯罪現場に闖入せん勢で、探訪秘術を尽していたが、その内の一新聞記者が、鋭敏な探訪神経によって、一つの重要な新事実を発見し、その報を波越警部に齎したのである。(この記者は右の手柄の引替えに、最も詳しく、犯罪前後の事情を聞出すことに成功した)
福田邸は東京市西北郊外の、ある閑静な地域にあって、門前は自家専用の通路の外は、広い空地になっていた。その空地が、一般街路に接する所、即ち福田邸専用通路のはずれに、時代に取残された人力車夫のたむろする、みすぼらしい掘立小屋がある。