일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

実に変な聞き方だけれど、その部屋で目を覚ました人にとっては、当然の質問であった。

「夜ですの。今八時を打った所ですわ」

「何日の?」

「十一月、十八日」娘はそう答えて、口に手を当ててクスクス笑った。

「僕が上野駅についたのは十七日の晩だから、丸一日眠っていた訳ですね」

と独言の様に云ったものの、何だか変な感じだった。娘の妙に慣れ慣れしい様子と云い、窓のない部屋といい、その上いつまでたっても、頭がフラフラして、部屋そのものが不安定に感じられるのも不快だった。

「この部屋は一体何階にあるんです」明智はたまらなくなって、変なことを尋ねた。「何だか高い塔の上にいる様な気持がするんです。若しや本当に、そんな高い建物の上にあるんじゃありませんか」

「そうかも知れませんわ」娘は相変らず、どこか表情の奥で笑っていた。「でも、居心地は悪くないでしょう。当分御滞在の間、出来る丈け御心持のいい様にと、云いつけられていますのよ。お気に召さないことがありましたら、御遠慮なくおっしゃって下さいまし。御食事でも何でも」

娘はチラと銀盆の上の、オートミールの皿を見て云った。

「滞在ですって。