일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まじゅつし

魔術師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 魔術師(まじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 139,264자 · 280화면

아오조라 문고

進一というのは、玉村氏所有の貧乏長屋に住んでいた小商人の息子で、両親に死に分れ、身寄りもないのを、妙子さんがお母さんにねだって、自分の弟の様にして育てている、可愛らしい子供であった。そんな所を見ても、妙子さんが、世間知らずのねんねえではなくて、大家育ちの云うに云われぬしとやかさの内に、どこか凜とした物を持っていることが分るのだが。

で、そんな日が続く内に、明智は子供等の縁でその親達とも親しみを加えて行ったが、分けても玉村妙子さんとは、双方から不思議に引寄せられる感じで、食堂でテーブルを同じにしたり、お茶に呼び合ったりするばかりでなく、はては、そっと婆やの目を盗んで、彼等丈けで、湖水に舟を浮べる程の親しい間柄になってしまった。

そんな時、彼等は極って、ホテルからは見えぬ、湖水の入江になった所へボートを漕いで行った。そこの岸辺には、こんもりと茂った常盤木の林があって、その青い中に、雑木の紅葉が美しい朱を点じ、それが動かぬ水に、ハッキリと姿を映していた。彼等はいつもその蔭に舟を流して不思議な物語に耽けるのである。だが、読者諸君、二人の関係を邪推してはいけない。