후리가나로 읽는 일본 고전
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いやなかんじ
いやな感じ
高見 順
高見 順의 いやな感じ(いやなかんじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 292,113자 · 587화면
「あーら、よく分ったわね」
とロクは喜んだ。喜ぶのは変なのだが、ロクは喜んで――喜ぶとそうなるのか、女の語調で、
「気をつけてちょうだいね」
「ありがとよ」
「では、あたしの頼みも聞いて貰えません? 奥さんから、あたし、頼まれてんです」
「奥さん? ああ、あの百成綾子か」
「ぜひ会いたいって――それを、あたしから頼んでみてくれって」
「俺の来たこと知ってんのか」
「そりゃ、もう、すぐ……」
ロクは、へへへと笑ってから、
「ちょっと寄ってあげて下さいな。どこか、お急ぎなんですか。あんまりお手間はとりません。ねえ、いいじゃないの。あたしがご案内します」
「よし、行ってみるか」
照子のカフェーは、ほんとに夜のほうがよさそうだ。
「では、車に乗りましょう」
すぐさまロクは手をあげて一台の黄包車を呼びとめ、中国語で行き先を言った。だが、すぐさま乗ったりはしないで、ロクは車賃を聞いて、それは高い、そんな値段じゃ駄目だと、骸骨みたいに痩せた老車夫を相手にかけあった。骨と皮みたいな老車夫に俺は同情して、いい加減のところで折り合えと言いたかったが、ロクは執拗にまけさせていた。やがて車夫はなさけなそうな声で、