후리가나로 읽는 일본 고전
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 万葉秀歌(まんようしゅうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,820자 · 427화면
黒人のには上半にこういう主観句のものが多い。それが成功したのもあればまずいのもある。
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何処にか吾は宿らむ高島の勝野の原にこの日暮れなば 〔巻三・二七五〕 高市黒人
黒人作。※(「覊」の「馬」に代えて「奇」、第4水準2-88-38)旅歌つづき。「高島の勝野」は、近江高島郡三尾のうち、今の大溝町である。黒人の※(「覊」の「馬」に代えて「奇」、第4水準2-88-38)旅の歌はこれを見ても場処の移動につれ、その時々に詠んだことが分かる。これは勝野の原の日暮にあって詠んだので、それが現実的内容で、「何処にか吾は宿らむ」はそれに伴う自然的詠歎である。かく詠歎を初句第二句に置くのは、黒人の一つの傾向とも謂うことが出来るであろう。この詠歎は率直簡単なので却って効果があり、全体として旅中の寂しい心持を表現し得たものである。黒人作で、近江に関係あるものは、「磯の埼榜ぎたみゆけば近江の海八十の湊に鶴さはに鳴く」(巻三・二七三)、「吾が船は比良の湊に榜ぎ泊てむ沖へな放りさ夜ふけにけり」(同・二七四)がある。「沖へな放かり」というのは、余り沖遠くに行くなというので特色のある句である。