후리가나로 읽는 일본 고전
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 万葉秀歌(まんようしゅうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,820자 · 427화면
赤人作で前歌の続である。「都多の細江」は姫路から西南、現在の津田・細江あたりで、船場川の川口になっている。当時はなるべく陸近く舟行し、少し風が荒いと船を泊めたので、こういう歌がある。一首の意は、この風で浪が荒く立つだろうと、心配して様子を見ながら、都多の川口のところに船を寄せて隠れておる、というのである。第三句、原文「伺候爾」は、旧訓マツホドニ。代匠記サモラフニ。古義サモラヒニ。この「さもらふ」は、「東の滝の御門にさもらへど」(巻二・一八四)の如く、伺候する意が本だが、転じて様子を伺うこととなった。「大御舟泊ててさもらふ高島の三尾の勝野の渚し思ほゆ」(巻七・一一七一)、「朝なぎに舳向け榜がむと、さもらふと」(巻二十・四三九八)等の例がある。
この歌も、旅の苦しみを念頭に置いているようだが、そういう響はなくて、寧ろ清淡とも謂うべき情調がにじみ出でている。ことに結句の、「浦隠り居り」などは、なかなか落着いた句である。そして読過のすえに眼前に光景の鮮かに浮んで来る特徴は赤人一流のもので、古来赤人を以て叙景歌人の最大なものと称したのも偶然ではないのである。