후리가나로 읽는 일본 고전
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 万葉秀歌(まんようしゅうか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,820자 · 427화면
巻第十
「紀伊国にて作れる歌四首」という、人麿歌集出の歌があるが、その中の一首である。「行く水の」は、「過ぎ」に続く枕詞。「過ぐ」は死ぬる事である。一首の意は、潮煙の立つ荒寥たるこの磯に、亡くなった妻の形見と思って来た、というのだが、句々緊張して然かも情景ともに哀感の切なるものがある。この歌は、巻一(四七)の人麿作、「真草苅る荒野にはあれど黄葉の過ぎにし君が形見とぞ来し」というのと類似しているから、その手法傾向の類似によって、此歌も亦人麿作だろうと想像することが出来るであろう。巻二(一六二)に、「塩気のみ香れる国に」の例がある。
他の三首は、「黄葉の過ぎにし子等と携はり遊びし磯を見れば悲しも」(巻九・一七九六)、「古に妹と吾が見しぬばたまの黒牛潟を見ればさぶしも」(同・一七九八)、「玉津島磯の浦回の真砂にも染ひて行かな妹が触りけむ」(同・一七九九)というので、いずれも哀深いものである。
巻第十
○
ひさかたの天の香具山このゆふべ霞たなびく春立つらしも 〔巻十・一八一二〕 柿本人麿歌集
春雑歌、人麿歌集所出である。この歌は、香具山を遠望したような趣である。