후리가나로 읽는 일본 고전
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しゃんはい
上海
横光 利一
横光 利一의 上海(しゃんはい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,628자 · 292화면
文句はなかろう。」
「それはそうだが、そうだとしたって、罪を印度人に負わせる必要はどこにもないさ。」
「しかし、あれは君、検視してみたら弾丸が印度人のと日本人のとが這入っていたというので、何んでも今日あたりからいままでの排日が、排英に変っていくそうだ。それなら、君だって賛成だろう。」
アムリは入口の闇に漂っている淡靄の中で、次から次へと光って来る黄包車の車輪を眺めながら、笑っていった。
「われわれは支那人の排英にはもう賛成しませんね。支那人に出来るのは、排支だけだ。」
「廃止か。」山口はアムリの大きな掌で圧えられているガラス台の下の宝石類を覗き込んだ。「君、これは皆、印度から来たんかね。」
「いや、違う。泥棒からだ。」
「それじゃ、ひとつ貰ったって、かまわんね。」
「よろしい。どうぞ。」とアムリはいって宝石台の戸を開けた。山口は中につまっている印度製の輝いた麦藁細工の黒象をかきのけると、お杉にひとつと思って、アメシストの指環を抜きとった。
「君、これは贋物じゃなかろうね。」
「いや、それは分らぬ。」とアムリはいった。
「それじゃ貰ったって、有難かないじゃないか。」
「だから、金五ドルさ。