후리가나로 읽는 일본 고전
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しゃんはい
上海
横光 利一
横光 利一의 上海(しゃんはい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,628자 · 292화면
あのイタリア人はあたしと容子さんとをいらいらばかりさせてるの。だから、あたし、今度はアメリカ人とばっかり踊ってやるの。」
「道理で旗色はどうも悪いよ。」
宮子は毛皮の中で首を縮めて笑い出した。
「そうよ、だって、外国人はお客さんだわ。あなたなんか、少しはあたしたちと共謀して、外国人からお金をとらなきあ駄目じゃないの。こんなあたしや秋蘭さんなんか、いくら追い廻したって、始まりやしないわ。」
哲学は到る所から生えていく。甲谷は日本人の色素のために、ここでも悲しまねばならぬのであった。彼は今まで、過去に堆積された女から賞讃され続けて来た理由はこうである。
――まア、あなたは外国人のようだわね。――
だが、宮子の前で外人らしさを外人と競争することは、甲谷にとっては不利であった。彼はもう十日間も宮子の踊場へ通って来た。だが、宮子の眼は、
「まア、日本人は、後にしてよ。」といつもいう。
この支那の海港の踊子の虚栄心は、いくたりの外人が切符を自分にばかり集めるかを計算し合うことである。そうして、宮子はこの計算では、常にナンバー・ワンの折紙をつけられているのであった。