후리가나로 읽는 일본 고전
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しゃんはい
上海
横光 利一
横光 利一의 上海(しゃんはい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,628자 · 292화면
僕は君と別れた日から首になった。」
「首か。」
「うむ、少々、痛い所を突いてみた。」
「だから、君は馬鹿だというんだ。馬鹿な――。」
重い時計の振り子の下で、帝政ロシアの幹部派たちがいつもの憂鬱な顔を並べて密談に耽っていた。巻かれたナフキンの静かな群れ。暖炉の沈んだ大理石。厚いテーブルの彫刻に散らかった干菓子の粉。秘密な波を垂れ下げたカーテンの暗緑色。――ふと甲谷はこの重厚なロシアの帝政派の巣窟、パーテルは、今は自分の快活さに不似合なことに気がついた。眼につく一切のものが、過ぎたロココの優雅さのように低声で、放埒に巻き上った絨氈の端にまで、不幸な気品がこぼれている。
「おい君、ここは出たっていいんだろう。」
「うむ、しかし、僕は今日はここは落ちついて好きなんだ。首を切られたときはこういう所が一番だよ。」
「まるでここは君みたいな所だね。首を切られたものの寄り合いでさ。」
「そう急に馬鹿扱いにするなよ。僕はこれでも貴様の懐を狙っているんだぞ。」
「いや、これはこれは。これじゃ、どっちが帝政派か分らんが。ひとつ、あそこのロシア人に聞いてやろう。」
ひどく愉快そうに笑っている甲谷の大口を見ていると、参木はもうこの日の甲谷を信用することが出来なくなった。