일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ちょうさきかん

中井正一評論集

中井 正一

中井 正一의 中井正一評論集(ちょうさきかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,229자 · 256화면

아오조라 문고

まざっている。ここには、ゲルマンの血が、発出的な創造、湧きたつ激情、無から有が突然生まれいでるような、矛盾のもつ悲劇的快さというようなものが、ドイツの土地貴族としてのユンカートゥムと、土地にしばりつけられた農民の中に深く喰い入っている。そこには、深い非合理なものが爆発薬のように寝ている。

ショーペンハウエルは「我」という言葉は「意欲の主体」と「認識する主体」を一つにしたものであるが、この二つのものの合一は宇宙の中の秘密で説明できない……自分はこれを不可思議 Wunder といっておこう、といっている。ドイツでは、この自我という言葉は、特別な現象として神秘の影の濃いものとなっている。このようなドイツへ、一七五〇年ごろから百五十年もさきに商業的体制をととのえたイギリスからヒュームの懐疑論が、フランスから百科全書が、すなわちヴォルテールの精神が流れ込んできたのである。そしてドイツそのものが動揺しはじめるのである。

カントの時代は、この「ドイツの血」と「ヒューム=ヴォルテール的なもの」の二つのものがすでに社会的な矛盾として現われはじめているのである。ドイツの土地貴族制ユンカートゥムは、もはやイギリスの産業的体制のために、その足場を洗われはじめたのである。