후리가나로 읽는 일본 고전
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『ケプロン・くろだのこうそう』について
中谷宇吉郎集 第八巻
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 中谷宇吉郎集 第八巻(『ケプロン・くろだのこうそう』について)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,890자 · 178화면
ケプロンの功績
そのときグラントは、まことに驚くべき人を推薦した。それはときの米国農務省総裁のホーレス・ケプロンであった。ケプロンはすでに六十七歳、現職の農務大臣である。黒田次官は、ケプロンを訪ね、誠意と情熱をかたむけて、北海道開発の顧問として、札幌へ来訪されることを懇請した。
ケプロンは、外のもう三名の顧問とともに、この年に来日、直ちに北海道開発の構想をたてた。まず首都をきめる必要がある。当時札幌がすでに全北海道の首都となっていたが、ケプロンは、まず気候条件や立地条件の調査をして、札幌が将来、大都市として発展し得る条件に適していることを確かめ、首都を札幌と確定した。
黒田次官は、ケプロンの助言を率直に受け入れ、万事彼の意志どおりに仕事をさせた。この二人ははじめから肝胆相照らした仲であり、明治八年(一八七五年)に、ケプロンがりっぱにその任を果たして帰国するまで、その友情は変らなかった。
ケプロンの功績
ケプロンが最も重視したのは、調査であって、北海道の気候、土質、地質などを、十分に調べ、その資料に基づいて、科学的かつ組織的な開発を行なうべきだと提唱した。黒田長官は、この助言により、当時としては、非常に巨額の経費をかけて、開発事業に打ち込んだが、何といっても、日本ではじめての事業であり、日本内地全体が鍬一丁の農作を営んでい