후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
夜もすがらの雨に、ようやく明けてゆこうとする江戸の朝。
やがて……。
泰軒と栄三郎が、遠く鈴川の屋敷をはなれたころ。
ほかの側の外塀にぴったりついて、先刻から供待ち顔に底をおろしている五梃の駕籠があった。
江戸の町では見かけない山駕籠ふうの粗末なつくりだが、陸尺は肩のそろった屈強なのがずらりと並んでいて、
「エオ辰ウ、コウ、いやに長く待たせるじゃあねえか」
「さようなあ。もういいかげん出てきそうなもんだが、こう長くかかるところを見るてえと、こりゃあひょっとすると大物のチャンバラだぜ。なあ勘」
「あたりめえよ。荒療治だなあ。ちったあ手間のとれるなあ知れきったこった」
「それあいいが先にもだいぶんできてるのがいるっていうじゃあねえか」
「そのかわり、こっちだって一粒選りだ。なあに、案ずることあねえやな」
「俺チだっていざとお声がかかりゃあ飛びこんでって暴れるんだ。先生ら、こう、ぴかつく刀を振りまわしてよ、エエッ……なんてんで、畜生ッ、うまくやってるぜ」
「全くだ。おれも乗りこんでやってみてえなあ」
「シッ! おおい、みんな! 声が高えぞ!」
「黙ってろ黙ってろ! それより、用意はいいな。