일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

一九〇三年板アボットの『マセドニア民俗記』に言う。カヴァラ町の東の浜を少し離れて色殊に白き処あり、黄を帯びた細い砂で、もと塩池の底だったが、日光に水を乾し尽されてかくなったらしい。昔美なる白綿羊を多く持った牧夫あり、何か仔細あってその羊一疋を神に牲すべしと誓いながら然せず、神これを嗔って大波を起し牧夫も羊も捲き込んでしまった。爾来そこ常に白く、かの羊群は羊毛様の白き小波と化って今も現わる。羊波と名づくと。これに限らず曠野に無数の羊が草を食いながら起伏進退するを遠望すると、糞蛆の群行するにも似れば、それよりも一層よく海上の白波に似居る。近頃何とかいう外人が海を洋というたり、水盛んなる貌を洋々といったりする洋の字は、件の理由で羊と水の二字より合成さると釈いたはもっともらしく聞える。しかし王荊公が波はすなわち水の皮と牽強た時、東坡がしからば滑とは水の骨でござるかと遣り込めた例もあれば、字説毎に輒く信ずべきにあらずだ。

『春秋繁露』におよそ卿に贄とるに羔を用ゆ。羔、角あれども用いず、仁を好む者のごとし。これを執うれども鳴かず、これを殺せども号ばず、義に死する者に類す。