후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
その時田畔の鼠穴を掘ると夥しく稲を蔵しあった。そこで人々鼠穴を窮め、五、七斛を獲る者あり、相伝えてこれを劫鼠倉といい、飢民皆出て鼠穴に食を求め済活甚だ多し(『類函』四三二)。『古事記』に、大国主神、須勢理毘売と婚するに臨み、今も蛮民間に行わるるごとく、姫の父須佐之男命が、種々と大黒主神を苦しめてその勇怯を試みる中に、鳴鏑を大野の中に射てその矢を採らしめ、神がその野に入った時火で囲み焼く、神出る所を知らず火に困る所へ鼠来って、内はホラホラ外はスブスブといったからそこを踏むと落ち入りて地下に隠る、その間に火は燃え行き過ぎた。その時鼠が鳴鏑を持ち来りて奉ったとある。カフィル人の説に、昔創世の神イムラ金の馬に乗り、魔王ユシュ鉄の馬に乗り、競走するに勝負決せず、創世神無数の鼠を作り出し、鼠が地を穿ち穴だらけにしたので鉄の馬踏み込んで足立たず、ついに金の馬の勝ちとなったというも似た話だ(ロバートソンの『クルジスタンのカフィル』三八四頁)。リヴィングストーンの『南阿行記』七章に、マシュエ附近に鼠多く、その穴地下に充満して人歩むごとに足を陥るとある。神代日本にもそのような地があったので、大国主を鼠が救うた譚も出たのだ。