일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまとこじふうぶつし

大和古寺風物誌

亀井 勝一郎

亀井 勝一郎의 大和古寺風物誌(やまとこじふうぶつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,647자 · 215화면

아오조라 문고

蘇我家も馬子は死し、蝦夷入鹿父子の代となった。太子のあれほど祈念された「和」の精神は再び群卿によって蹂躪されはじめた。仄かに輝き出た飛鳥の黎明も太子の薨去をもって終ったかにみえる。のみならず太子の遺族の上には大なる悲惨事が起った。

推古天皇崩御の後をうけて舒明天皇位を継ぎ、ついで皇極天皇の御代となるのであるが、この間において蘇我入鹿の専横はいよいよ激しくなる。しかも一方においては太子の御遺族たちが父君の精神を護って厳然と存在していたのであった。山背大兄王は、太子と刀自古郎女とのあいだに長子として生誕され、よく先王の遺訓をまもられた方である。舒明天皇より皇極天皇にいたる間の行動は、書紀に詳に示されているとおりである。蘇我入鹿はこの王を憎んだ。「蘇我臣入鹿独り、上宮の王等を廃てて、古人大兄を立てて、天皇と為さむとすることを謀る。」「蘇我臣入鹿深く上宮の王等の威名あり、天下に振ふを忌みて、独り僭立を謀る。」等の言葉が書紀にみえる。太子以前の争闘は再びくりかえされる。

遂に皇極天皇の二年十一月、入鹿は軍勢をして斑鳩宮を襲わしめこれを灰燼に帰した。山背大兄王は一族とともに胆駒山に隠れたが、それより更に東国へ逃れ軍を起して還り戦わんという侍臣三輪文屋君の進言に対し、山背大兄王の対えられた次のごとき言葉がある。