일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

だが、守は怪物を圧えつけたまま、ふと妙な不安に襲われないではいられなかった。何となく変な具合であった。

こいつは一体何者だろう。なんて力のない奴だ。それに骨格と云い、身体の恰好と云い、まるで子供みたいにちっぽけな奴じゃないか。こいつは首領の青眼鏡ではないのだ。だが、賊の仲間にこんな子供がいたのかしら。

蠍の縫いぐるみの中で蠢いている奴は、疑いもなく子供であった。彼はみじめな泣声になって、さも苦しそうにうめいていた。

何といういやな声だ。オヤッ、この声はどっかで一度聞いたことがあるぞ。…………アア、そうだ。谷中の化物屋敷で、映画女優が惨殺された時、箱の中で歌を歌った奴の声だ。異様に嗄れた浪花節語りの様なあの声だ。

守はそこまで考えると、思わずゾッとして、圧えていた手を離してしまった。何ともえたいの知れぬ、水母の様に無力な怪物が、彼を怖がらせたのだ。

ふと、昨夜の三笠探偵の言葉が思い出された。谷中の殺人事件では、小さな木箱の中に潜んでいた奴、三河島の八幡の藪知らずでは、張りぼての岩に潜んでいて、老探偵を傷けた奴、そして、今は又、蠍の縫いぐるみの中に隠れて、品子さんを脅かそうとしている奴、こいつこそ、妖虫殺人事件の底に潜む不気味な秘密ではないか。