일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

毒虫の餌食

毒虫の餌食

相川守は一応近くの派出所まで同行を命じられ、この重大事件を予め知っていながら其筋に届け出でなかった不都合を散々に責められたが、彼が知名の実業家の息子であったこと、事件が余りに異様でまさか本当とは思えなかった事情などが段々分って来たので、いずれ参考人として呼出しを受けるであろうが、今日は一先ずこれでと、帰宅を許されたのは、もう午前二時頃であった。

彼は余り尊敬出来ない様な刑事達から、乱暴な言葉で、散々に油をしぼられたことを、さして悔いてはいなかった。それよりも、今晩の恐ろしい経験で、一つ場数を踏んだという、猟奇者の喜びの方が大きかった。兎も角も、彼は大犯罪事件の渦中に身を投じたのだ。それが、彼の探偵本能に一種異様の満足を与えた。

彼は自働電話を見つけて、じき帰るから心配しない様にと、家の者に伝えて置いて、寝静まった大通りの夜霧の中を歩いて行った。

霧を破って、時々空車のヘッド・ライトが眼を射たけれど、直ぐ呼びとめる気にはならなかった。彼は昂奮していたのだ。街燈とアスファルトばかりの空漠たる夜の大道が、彼を異様にひきつけたのだ。

彼は谷中の空家での激情を反芻しながら、足の向くままに、霧の中を靴音高く歩いて行った。