일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ようちゅう

妖虫

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 妖虫(ようちゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 120,290자 · 239화면

아오조라 문고

名探偵

きっと、きっと、あいつが覗いているのだ)

と思うと、ゾーッと寒気がして、呼吸が苦しくなって、鏡の中の全身が見る見る青ざめて行くのが分った。

だが、見まいとすればする程、心とは離れ離れに、目だけが、恐ろしい力で、その方へ向いて行くのを、どうすることも出来なかった。

彼女は見た。

夢なのか、幻なのか、イヤイヤそうではない。恐れに恐れていたものが、とうとう現われたのだ。

そこには、透明ガラスの一駒一杯に、鉄格子の外から、悪夢にばかり見ていた顔が、現実となって覗いていたのだ。

闇の中に浮き上った、あの恐ろしい程無表情な顔。大きな青眼鏡をかけて、濃い口髭を生やして、鳥打帽をまぶかに冠った、あの顔。

珠子はその恐ろしい顔を見つめたまま、まるで見えぬ手に抱きすくめられでもしたように、じっと立ちすくんでいたが、やがて、彼女の真蒼な顔が、べそをかくように歪んで、下顎がガクガクと震えたかと思うと、精一杯の力で口が開いて、「ヒーッ」というような、一種異様の甲高い悲鳴が、湯殿の壁に谺して、物凄く響き渡った。

名探偵

この悲鳴を聞いて、真先に駈けつけたのは、兄の守と、殿村夫人と、一人の書生とであった。