일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまのこんじゃく

山の今昔

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の今昔(やまのこんじゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,554자 · 42화면

아오조라 문고

立山は大宝元年に慈興上人が開いたといい、白山は養老元年に泰澄和尚が開いたという。恐らく白山の方が古いであろう、立山の雄山神は白山比※(「口+羊」、第3水準1-15-1)神より叙位の年月も遅く、位階も劣っていた。この事が後になって対立している二山の信徒の間に競争の念を起さしめ、立山が白山よりも早く開かれたもののように伝えられる基となったのかも知れない。しかし「立山は白山よりも馬の沓一束だけ低い」という口碑が立山信徒の間に残っていることは、白山の優越を認めていたことを物語るものであろう。

四国の高山石鎚山は、白山や立山などと殆ど時を同じくして開かれた山である。『日本霊異記』には、

伊与国神野郡の郷内に山有り、名を石槌山と号す、是即ち彼山に石槌神有るの名也、其山高※にして凡夫は登り到るを得ず、浄行に仕ふる人のみ登り到りて居住す。

とあり、又『文徳実録』の嘉祥三年五月の条にも、

故老相伝ふ、伊予国神野郡に、昔高僧あり灼然と名づく、称して聖人となす、弟子に上仙と名づくるあり、山頂に住止す、精進練行は灼然に過ぎ、諸の鬼神等皆頤指に従ふ。

とある。石槌は本来イハツチで、ツチはイカツチ(雷神)カグツチ(火神)シホヅチ(船長)などのツチと同じく頭目又は首長を意味しているから、頂上附近に於ける大磐石を神と崇めて岩山の魁たることを示す