후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうろうき(しょしゅつ)
放浪記(初出)
林 芙美子
林 芙美子의 放浪記(初出)(ほうろうき(しょしゅつ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,349자 · 207화면
弱きものよ汝の名は女なり、しょせんは世に汚れた私で厶います。美しい男はないものか……。
なつかしのプロヴァンスの歌でもうたいましょうか、胸の燃えるような思いで私は風呂桶の中に魚のようにくねってみた。
二月×日
街は春の売出しで赤い旗がいっぱい。
女学校時代のお夏さんの手紙をもらって、私は何もかも投げ出して京都へ行きたくなった。
――随分苦労なすったんでしょう……と云う手紙を見ると、いゝえどういたしまして、優さしいお嬢さんのたよりは、男でなくてもいゝものだ、妙に乳くさくて、何かぷんぷんいゝ匂いがする。
これが一緒に学校を出たお夏さんのたよりだ。八年間の年月に、二人の間は何百里もへだたってしまった。
お嫁にも行かないで、じっと日本画家のお父さんのいゝ助手として孝行しているお夏さん!
泪の出るようないゝ手紙だ。ちっとでも親しい人のそばに行って色々の話を聞いてもらおう――。
お店から一日ひまをもらうと、鼻頭がジンジンする程寒い風にさからって、京都へ立った。
午後六時二十分。
お夏さんは黒いフクフクとした、肩掛に蒼白い顔をうずめて、むかえに出てくれた。
「わかった?」