일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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どうじ

文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子

室生 犀星

室生 犀星의 文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子(どうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,454자 · 357화면

아오조라 문고

三

なぜというに、この決議からして赤星を憑きもの扱いにしていて重右がそれを承諾するかどうかを試めしたのだった。ところが重右は却って喜んで、この黒壁の権現堂に上った。――が、それきり二年も三年も誰もかれの姿を見たものがなかった。雪の深いこの地方の冬をどうして越すだろうとさえ云う者も居なかった。

年に二度あて、村役人はべつに黒壁へ行きもしないで、彼の無事であることを報告するだけで、役人自身も登山しようともしなかった。いつの間にか忘れるともなく、人々は赤星重右のことを口にしなかった。というのは、れいの鎌鼬に脛を切られるものが、それと前後して居なくなったのであるから――、が、やはり重右の話が出ると、ひとびとは、憑きものより外に、どうという特別新しい考えを述べなかった。

三

黒壁権現は、断岩の上にあって、流れを徒歩でわたると、二条の鉄鎖が下りてあった。誰が云うとなく、権現には天狗が住んでいるというものが、次第にその数を殖してきた。雪の多い朝、雪を下ろしに屋根へ上った小者が、それきり吹雪のなかに行方知れずなったことや、いまのいままで居た老婆が、ふいに縁側から辷り落ちたように見えなくなったことさえあった。