후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
と、その折の古記に見えるとおり、勅答を迫られていたのである。
衆議、また幾回かの評定をかさねた結果は、当然、こういう答えしか案じ出せなかった。
第一には。勅命に違背すべからず。
第二には。所詮、信長に敵抗しても、信長には勝ち得ない。
第三には。門徒一般の実状を見ても、既にその非を悟っている。これ以上、無辜の人命を犠牲にするは、仏者のえらぶ道ではない。
第四には。法燈の保存。
なお、ここは退くべきであるという理由は、いくつも数えあげられる。
それに反して、強硬派の玉砕主義は、要するに、武門と沙門の立場を混同しているきらいがあった。
結局、五月には、大坂退去が宣言された。それからも、葛藤はあったが、遂に、七月下旬から八月初めにかけて、最後までふみとどまった強硬派の教如の一類もみな大坂を立ち退いた。その終りの日こそ、浪華津にこの街が開かれて以来の見ものであった。
法城の請取役は、織田家の臣矢部善七郎であった。
大坂市内外にある本願寺の、端城や木戸の砦など、五十一ヵ所の守りは、つぎつぎに破却されていた。
いまは裸城の石山御堂に、矢部善七郎以下の夥しい織田兵が乗りこんで来たその日まで、教如上人と六、七名の扈従は、なお去りがてに残っていたが、善七郎から、