후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
どうしてこんな騒ぎになったかというと、信長が、除夜の晩に、
「元日の年賀客は、誰彼を問わず、ひとり百文ずつの礼銭をとれ。めでたく新春に会い、今日を無事に過ごし、信長に謁して賀を述べられる冥加として、百文ぐらいな年賀税は徴してもよろしかろう。――堀久太郎、蒲生右兵衛、ふたりして明日は奉行せい」
と、いいつけたことに起因する。
それだけでなく、信長は、
「年賀税をとる代りに、日頃人々には開かぬ城中の秘閣深殿をあけ放ちて、悉く見物させてつかわすがいい」
と、開放を免したからだった。
人気といえば、これも人気を喚び起した原因といえよう。
すでに、数日前から、安土の町々に旅舎をとって、待ちかまえていた大小名や、或いは、有資格者の町人、儒家、医師、画人、工匠、あらゆる階級のものから、大小名の家中も挙げて、
「きょうの折をのがしては」
と、いちどに山へさして来たから堪るべきわけはない。人死にまで生じるような満山の大混雑となってしまった。
だが人々はそれだけの値打もあったと後悔はしなかった。
まず総見寺毘沙門の舞台から見物し、表之門から三之門に入り、御殿主から白洲まで来て、ここで、御慶を申しあげる。