후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면
「さすがに、吝い御大将。お目のつけどころが偉い。またそれへ蘭丸とは、打ってつけのよいお使い」
などと陰口し合ったが、やがてその後、もっと深い事実を知ると、彼らは、自分で自分の口を抓らずにいられなかった。
いったい信長には、その豪放と派手気に似合わず、本性は吝嗇なのだという評がよく世間に撒かれていた。また実際、その例ともいえるようなことを挙げればいくらでもあった。
――で。いわゆる召使い根性から、今度の金の縄直しの件も、さっそくその口吻で囁き合ったわけだが、なんぞはからん、その後伝えられたところによると、岐阜城の金は間もなく、続々金蔵から搬出されて、世の陽の目を見ているという。
しかも、その金はみな、陸輸海運などで、みな伊勢へ送り出されていた。
思い合わすと。
伊勢大神宮は、ここ三百年このかた、遷宮の執り行いもなく、神廟の荒れようは畏き極みであったし、国家的な神事も久しく断えたままになっていたので、信長は、新宮御造作のことを思い立ち、昨年来、すでにそれに着手させていたのであった。
その御費用として、新宮造作の奉行は、およそ千貫という額を予算して、年暮に差し出したところ、信長は、