일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,320자 · 398화면

아오조라 문고

「いえ、大ありです。……場所が場所、人目もあるので、さきほどから不作法のみいたしておりますが、そちらにおいで遊ばすのは、播磨の小寺政職様の御家臣、官兵衛孝高様でございましょう」

「なにッ」

天蔵が、刀をよせて、眼からくわっと殺意を放つと、新七は、初めて跳びあがるばかり驚いて、官兵衛の夜具のすその方へ逃げまわりながら、

「お、おゆるし下さい。い、いけなかったら、もう、な、なにも申しません」

と平伏したまま、ふるえ抜いていた。

「いや、斬りはしない」

と天蔵は、無意識に出た自分の身構えを、自分で笑い消しながら、

「どうしてそれを知っているのか」

と、穏やかに訊ねた。

新七はしばらく口の渇きに口もきけない顔つきだったが、やがて横を向くと、懐中をひらいて、肌の奥から一通の書面をやっと取り出した。

封をひらいて、読み下していた官兵衛の面には、驚きと、涙とが、交錯していた。

黒田家の臣、母里太兵衛、栗山善助、井上九郎の三名が連署の書面だったのである。

書面の内には――

殿、伊丹の城中に、御幽囚をうけて以来、われわれ三名、いかにしても、お救い申しあげんものと、早くから城下の一商人銀屋の奥にかくまわれ、機を伺うこと半歳、ついに目的を達して、城中のさる者に賄賂を送り、村重誕生祝いの夜、城内より放火させ、お身近まで忍び入りましたところ