후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
いま東西の両軍ここにまみえ、お許には七城の壕塁を聯ねて、国境のお守りに当っておられますが、すでに中国の帰趨は決したものということは充分お心のうちにはお分りであろうと存ずる。数をもっていえば、東軍は優に十五万の兵力はうごかし得るのに較べて、恐らく西軍毛利方は、残余の兵力をことごとく挙げても、四万五、六千から、乃至五万といえば精いっぱいなところでしょう。しかのみならず毛利家との聯携の越後上杉、甲州武田、叡山、本願寺などの盟国もみな亡び去って、それらの与国も毛利家も一つの名分として謳っていた旧幕府の形態も、公方という人物も、もう昨日のものとなって、その存在は地にないものではありませぬか。いったい毛利方としては、今日、何をもって、名分となし、この中国を焦土に化しても戦おうとするのか。われらには存じ寄る儀もござりませぬ。それにひきかえ、わが織田全軍のいただく右府信長公におかせられては、かたじけなくも親しく禁門の護りを命ぜられ、朝廷の御信任も弥篤く、君臣の分を明らかになし、上宸襟をやすめ奉り、下衆民にしたわれて、いましようやく長い戦乱の闇を出て世も黎明を祝ぎながら、一宇万生のすがたに復そうとしているところです。