후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
南の知識も、当初はもっぱら、そのばてれん達によって伝えられて来たものが多いが、ここに今宵いる島井宗室の如きは、必ずしも、それから示唆を得て今の家業を創めたものではない。
同行の神谷宗湛の父の紹策などは、もう天文初年頃から朝鮮へも渡っているし、中国にも行き、厦門、柬蒲寨などとも交易していた。
それ以前の家の業はいわゆる鉱山師で、石見銀山の採掘をもっぱらにしていたものだが、同じ富を掘るものなら海外の無限な天地に求めるべきだと、貿易へ転業したのである。
「海の彼方だ。物は南にある」
と、頻りに彼を示唆したものは、後に西方から来たばてれんではなく、その地理上、当然、九州博多の一端を巣としていたわが和寇の輩だった。
で、宗湛はその父の遺業をうけて、今では呂宋、暹羅、柬蒲寨の数ヵ所に、支店まで設けていた。南支の櫨の実を移入して、製蝋の法を開き、内地の夜の燈火をより明るくしたのも彼であり、海外の冶金術を入れて改良を加え、いわゆる南蛮鉄の製錬を齎したのも彼だといわれている。が、人もしその功を称えれば、
「そんな小さいことではまだお賞めにあずかる程なものではありませんよ」