후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
燈情風心
信長は黙ってしまった。これは問題が深刻で一言にいうには大き過ぎるという顔いろである。
彼は、叡山を焼き、根来を攻め、日本在来の教団に対しては、かつての平相国すらなし得ない暴をもって慴伏させて来た。弾圧などという、手ぬるいものではない。業火を降し、剣殺をもって臨み、為に一応の処理はついたかに見えるが、今なおその怨みは決して信長在る地上からは消ゆべくもあるまいことを誰よりも彼自身が知っていた。
その半面、宣教師らには、南蛮寺の建立をゆるし、布教を公認し、折々の饗宴にも招いたり、これを高野や根来の僧から見れば、彼はいったい、いずれを異国人として見ているのかと、大呼したいくらいなものがあったにちがいない。
燈情風心
信長は説明を忌む。何につけ説明しきってしまうことが嫌いである。云いかえれば、人と人との直感を尊ぶ、というよりも、楽しむといった方が適切かもしれない。
「宗湛――」
と、こんどは向きをかえて、新たな相手へ、
「どうだな、お汝の考えは。お汝は若い、老宗室とはおのずから違うものがあるだろう」
宗湛は慎重な面をして、しばらく燭を見ていたが、はっきり答えた。