후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
推参
板戸を深く射抜いた矢は、そのするどい鏃の光をすでに何本も植えて、屋内の者へ戦いを宣していた。
推参
六角の南、錦小路の北、洞院の西、油小路の東、本能寺の四面両門はもう明智勢の甲冑と、先途を争う寄せ声で埋まっていた。
が、濠を前にしているので、一見難なく見えるそこの築土へも、たやすくは取り付かれなかった。槍、旗竿、鉄砲、長柄などの林が犇めき動いているに過ぎなかった。
「なんの」
「われこそ」
と、無碍に逸って、その中から築土の根がたへ跳んだ者も、跳び損ねた者も、例外なく濠の中へ落ち込んでしまった。具足の重みもあるため、そこへ落ちたがさいご、腰の辺まで異臭を持つおはぐろのような泥土の沼に埋められ、あがいても叫んでも、戦友すら顧みてくれないのである。
錦小路側の一部隊は、すぐ附近の貧民窟の民家をぶちこわしにかかっていた。潰された家の下から嬰ン坊を抱いた女や老人や子どもらが、貝殻の中から逃げるやどかりみたいに逃げ散った。またたく間に、明智勢は柱を運んで濠へ渡し、戸板や屋根をもって濠を埋めた。
どっと、われがちに築土へたかる。鉄砲組は銃をそろえて、その上から内部の伽藍へ向って、第一弾を撃ちこんだ。