후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면
を問わず続けられていたものと私は観る。
それらは皆、一升の小豆か、一籠の蔬菜か、或いは一本の木材に過ぎないものであったかもしれないが、名もない田舎の郷士だの田野の民が、伝手を求めて、ひそかに御所へ献納を希い出ている例も多い。
信長の父信秀が、伊勢の神垣へ御仕えしたり、禁裡への奉仕につとめたのも、要するに、こういう田野の人々と同じ心のものだった。日本の家に伝えられている家風のものを、家の主として心がけから行為へ現わしたものにほかならない。
信長もまた、そうした家から生れ、この民草の中から出た一民である。形の大小は論ずるに足らない。彼の勤皇も一民の勤皇だった。元就も然り、謙信も然りである。この国土と家の家風をうけた子が、なんで武権政争の事とそれとを混同しようか。勤皇はただそれを奉じ得た身のよろこびである。
――たった今、主人信長を弑逆した光秀すら、信忠から書を以て、親王の御移徒を仰いだうえで決戦せんとの申し入れには、欣然、応諾の旨を答えている。いかに私闘混騒、生死を賭けている中でも臣子の大道たるこの一事だけは見失っていない。
さればこそ光秀は、この日から十一日目の後、小栗栖の山村で、土民の竹槍をうけ、死なんとするや、部下の者に、筆をとらせ、