일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,903자 · 400화면

아오조라 문고

と、大勢になり代って詫びを述べた。

秀吉は床几を立って来た。ひざまずいた官兵衛や奉行たちへ何か命じている。と、忽ちそこへ勘定方の武士に率いられた足軽たちが重そうに銭叺をかついで来た。一荷や二荷ではない。何十という叺の山、いや銭の山がまたたくうちに積まれた。

なお茫然と、恐怖や悔いにつつまれている人たちへ向って、官兵衛がふたたび云った。

「ふかくとがめるな、汝らは元来不愍なものである。仲間のうちの二、三の悪者に嗾かされ、心にもなく不平を鳴らしたにすぎぬ者。――そう筑前守様にはおおせられて、他意なく働くからには、酒代も充分とらせて励ませとの御沙汰だ。ありがたくお礼をのべて、酒代をいただき、すぐ仕事にかかれ」

足軽に命じて、そこにある限りの叺を、悉く破らせると、銭の山は雪崩をなして堤上をうずめた。

「いくらでも掴めるだけ掴んで行け。ただし一人一掴みずつだぞ」

云い渡したが、なお狐疑して、たれひとり出て来ようとはしない。眼と眼を見あわせ、仲間と仲間とささやき合い、依然、銭の山は置かれてあった。

「はやい者勝ちであるぞ。なくなった後に不服を申すな。一人一つかみずつ下されるものゆえ、掌の大きい者は大きく生れたが得というもの。