일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,757자 · 375화면

아오조라 문고

西北を山にして、守り口を狭く取っているのもこの城の強味だった。どうしても、寄手に際限ない出血の犠牲を払わせなければ、足もとへも寄せつけない天嶮と最善の戦備をも持っていたのだった。

「――今日は」

と一揉みに見えた城が、明日も陥ちない。次の日も陥ちない。

総攻撃は、毎日だった。

「この小城一つに」

と、羽柴勢は、部隊をかえてかかるごとに、その部将が、一番乗りの先頭を期すのであったが、頑として亀山は陥ちない。

かくて、羽柴軍の主力も、約半月、ここで釘づけになりかけた。その間、わずかに占め得たところは、東側の城壁に接した一隅の地だけであった。

「城の小さいやつは、攻むるにはむしろ攻め難い。大城は厳なるに似て、実は、虚を生じ易く、内の破れを誘う手段も施しうるが、数千に足らぬ人数も、慥と、小城の内に拠って、一心凝り固まって一つとなると、これは十州の兵を追うより難いぞ」

秀吉もちとあぐね気味にこう洩らしたが、決して策なき前には、こんな気持を幕僚に洩らす彼でもない。

すでに数日前から、兵をして東側の城壁の下から深い坑道を掘らせていたのである。もちろん城中へ向けてである。