일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんちょうき

新潮記

山本 周五郎

山本 周五郎의 新潮記(しんちょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 155,541자 · 305화면

아오조라 문고

――じっさい、人が晩年になってから、自分の生き方は間違っていた、自分にはもっとほかの生き方があったのだ、そう思うくらい悲惨なことはありませんからね、だって是れだけはどうしたってやり直すことができないんですから。

藤尾はいまそう云った大助の言葉を思いだしながら、眼の前にいる老女梅八の姿をしみじみと見直す気持だった。

「……ごめん」

門口に人のおとずれる声がしたので、梅八が煙管を置いて立っていった、格子口にいたのは竹亭寒笑だった。

「ふざけちゃあいけないよ、作り声なんぞをしてなんだね」

「あんまりしんとしているからまたどこかの偽の藩札でもこしらえてるんじゃないかと思ってね、当時流行るそうだから」

「寒竹の人情本じゃ有るまいし」

「寒竹はいけないなあ寒竹は」むきになって云うのが聞えた、「雑俳はもう廃業届けが出してあるんですぜ、竹亭寒笑、どうか今後は嘘にも寒竹はなしにして頂きましょう」

梅八は穏やかに笑った。

「案外気が小さいんだね、いいじゃないか、寒竹がとって食やあしまいし、おまえさんにあ寒竹が似合ってるよ、まあおあがりなね寒竹さん」

「えへん、どうせ年増にあもてねえのさ」