일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんちょうき

新潮記

山本 周五郎

山本 周五郎의 新潮記(しんちょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 155,541자 · 305화면

아오조라 문고

「それじゃあまるでかた無しだ」

「ついでにいい趣向を教えてやる、小説の中へ紅毛人の言葉を入れるんだ、ヘイルメイステルが来たからホントを繋げ、ってなことをやるんだ」

「そいつあ新しい」

寒笑は風向きが変ったのと本当に趣向だと思うのとで膝を乗り出した。

「なに新しかあない、洒落本なんぞじゃあずいぶん使ってる手だ、けれども人情本には珍しいからちょっとは受けるかも知れない」

「そ、それで今のそのフイステルとかなんとかいうのは全体なんのこってす」

「釈迦がそ云ったとさ、おれも知らない」

藤尾はそっとふきだした。そしてそのとき門口へ人のおとずれる声がした。

「よしあたしが出る」

出ようとする梅八より先に、大助が身軽に立っていった。格子口に立っていたのは校川宗兵衛だった。待っていた客ではなかったらしい、大助は慌てて式台で低頭した。

「これはおいでなさいまし」

「暑いな」

「ひどく照ります、どうぞお通り下さい」

宗兵衛は大剣をとってあがった。大助はそのまま離室のほうへ案内をし、戻って寒笑を追いだすと、自分で冷やした手拭を持って宗兵衛の前へ戻った。

「少したのみがある」

宗兵衛は手拭を取りながら云った。