일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わせだだいがく

早稲田大学

尾崎 士郎

尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면

아오조라 문고

事実、大隈は上位の参議でありながら明治大帝の信任甚だうすく、剛腹をもって聞えた彼が、伊藤、井上を相手に一戦を試みることさえもなく、進んで百歩をしりぞいて野に下ったのも、彼等の決意が暗に宮廷の感情によってかたちづくられたものであることを知っていたからである。

結局、経営の任にあたるものが小野を中心に幾度びとなく協議した挙句、一円の月謝を八十銭増額して校費の補給にあてることになったが、この計画の実行がいかに勇断を必要としたかということは、その頃、官立大学をはじめ、およそ何にかぎらず、専門学校と名づくべきものの月謝は一円が通り相場であって、これに八十銭を増額することは、まったく類例のないことであった。それ故、当然学生の反対があり、思いがけぬ紛乱の生ずることを覚悟しなければならぬ。それでなくてさえ、平地に波瀾の生ずることを期待している学生たちが、これをキッカケに騒ぎ立てようとする兆候を認めた彼等の苦心は尋常一様のものではなかった。小野も高田も市島も三日三晩、反対の気勢をあげている学生たちを説き伏せるために駈けずり廻った。ようやく事無きを得たものの、早くも三百名を越えた学生を収容する学校の運営には、なお他に工作をめぐらして資力を獲得しなければならぬ。