일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あさかのみやでんかにじしてみなみアルプスのたび

朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅(あさかのみやでんかにじしてみなみアルプスのたび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,765자 · 26화면

아오조라 문고

富士の半面が日の光に射られて、先ず紫に匂うと、間ノ岳も農鳥岳も――遠近の山という山は、悉く其額に聖光を受けて、粛然と項垂れているように思われた。

野営地から間ノ岳の頂上迄は、約一時間半の行程である。偃松や草の間を辿って、なだらかな丘のような瘤を二つ三つ踰えると、間ノ岳の直下に出る。そこから頂上目懸けて岩の上をひた登りに登るのである。途中残雪のある所で一休みして、午前八時半頃頂上に着いた。頂上は割合に広く、三角点を取巻いて深山小田巻草、深山金梅、岩梅、白馬黄者、白山一華、深山塩竈などの高山植物が今や全く花盛りで、紅や白や黄や紫が入り乱れて艶を競うている。東から北へかけては長い雪田が横たわり、もう白い霧の手がむらむらと其上を撫で廻している。殿下はお休みの間もなく、此処へお荷物を置かせられて、一行六人と共に北岳を指して御出発になった。私は少し腹工合を損じたので、お許しを得て此処でお待ち申上げることとし、早昼飯を済して野呂川に下り行く人夫に、今夜の野営地の位置を知らせ、支度が出来たら途中までお迎えに来る様に申渡して先発させた。

蒸し暑く荒模様であった天候は、昼頃から益々雲が多くなった。