일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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とうきょうじんのだらくじだい

東京人の堕落時代

杉山 萠円

杉山 萠円의 東京人の堕落時代(とうきょうじんのだらくじだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,226자 · 247화면

아오조라 문고

刹那刹那の気分

――宗教でもいい――小説でもいい――音楽でもいい――空想の人格――実在の人――何でもいい――。

――何でも自分を突いてくれるものを待っている――。

――その証拠には、彼女たちに与える手紙や言葉に「神様」という文句を使うと素敵に利くという……。

可愛相なのは迷い悩める現代の少女である。

彼女たちは解放を望む羊の群である。柵外がことごとく狼の世界である事を知らない、憐なる羊の群である。

刹那刹那の気分

解放を望む少女は、特に刹那刹那の気分に動かされ易い。

「試験中ですけど構いませぬ。学校の一年よりも、あなたと話す一分間の方がどれ位貴いか」

なぞいう言葉が、どれ位そんな少女を動かすか。

「今夜、活動を見ているうちに、何だか急につまらなくなって、下宿へ帰ってこの手紙を書きます。何故という事はありません。この手紙を書いている間だけは、自分が生きているような気持ちがするからです」

といったような書き方が、素敵に相手を動かすという。

そんな風に感じ易い気持ち――刹那的の軽い、しかし鋭い情感、感興、主観等の変化のつながりに生きて行きたい気持ち――それを軽々と撰り好みして、その上に踊り、歌い、遊戯し、口笛を吹き、笑い、泣き、怒りして行くのが新しい少女である。