후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物記(しょくぶつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 165,848자 · 327화면
また明治十年前後には不用意にも支那の本草の文字を植物学の場合に用いていた事があった。これは主として博物局の学者がそうであった。すなわち前に記した文部省発行の『植学浅解』の緒言中に「因テ今国字ヲ以テ英人リンドレー氏ノ学校本草〔牧野いう Lindley の著 School Botany である〕ヲ訳シ旁ラ他ノ本草書ヲ参考シテ」と書きまた「植学ハ之ヲ五等ニ別ツ一ヲストリクチュラル、ボタニート云フ弁物本草ト訳ス、二ヲフィシヲロジカル、ボタニート云フ生理本草ト訳ス、三ヲシステマチカル、ボタニート云フ分科本草ト訳ス、四ヲジヲグラフィカル、ボタニート云フ地理本草ト訳ス、五ヲフヲッシイル、ボタニート云フ前世界本草ト訳ス」と記している。元来本草と植物学とは全然別途のものであるから、植物学を指して本草学というのは最も宜しくない。今日でもなお時とすると時世後れの人達は植物学と本草学とを同様に思っている者が無いでもない。
どんな事でも初期の内には種々と混雑を招く事は数の免れぬものである。Botany の訳語も上に述べた様に不定なる動揺時代があって、それから一定した静止時代に移ったものである。