후리가나로 읽는 일본 고전
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しょくぶつき
植物記
牧野 富太郎
牧野 富太郎의 植物記(しょくぶつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 165,848자 · 327화면
私と大学
がある)。しかし延喜式以前に既にその実物が来て作っていたと考うる事は正しい事実と信ずる。そうして見ると前文の享保七年に来たというのは再渡来でなければならないワケだ。
食茱萸は前にも述べた様に、我邦の本草学者が考えているカラスノサンショウでは決して無いが、しからばそれが果して何んの学名の樹であるのか Fagara 属の者の様でもあれど一向に判然しない。唐の陳蔵器という学者がいうには「其子辛辣ニシテ椒ノ如シ、南人淹蔵シテ果品ト作シ、或ハ以テ遠キニ寄ス」(漢文)とある。カラスノサンショウは決してこんな食品とは成らぬ。小野蘭山は彼れの『本草綱目啓蒙』に「本邦ニテハ食用セズ」と書いて、これは食える物だが日本では食わぬとの意をホノメカシていれど、それは食いたくても食えぬ実であるから誰れも食わない。
呉其濬の『植物名実図考』に載っている呉茱萸の図は蓋しトウダイグサ科のヤマヒハツ(Antidesma)属の一種を描いた者でこれは勿論本当の呉茱萸では無い。
私と大学
昭和十四年から凡そ五十二年程前の明治廿年頃に民間の一書生であった私は、時々否な、ほとんど不断に東京大学理科大学、すなわち今の東京帝国大学理学部の植物学教室へ通っていた。