일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょくぶつき

植物記

牧野 富太郎

牧野 富太郎의 植物記(しょくぶつき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 165,848자 · 327화면

아오조라 문고

つまり花穂も巻鬚も本来は同物であって、ただその発育の度によって異っているのみである。元来この巻鬚も花穂も茎の頂のものであれど茎の生長の具合でそれが茎の横へ出ているようになっている。この事実はすこぶる面白い事ではあれど図でも入れて説明しなくては了解し難いから、止むを得ずここには省略するが、もしその委曲を知りたい御方は植物学の書について看て下さい。

右のように葉に対して出ている花穂はその中軸から小枝を分ち、この小枝は復た細枝に分れてそれに淡緑色な有柄小花を多数に綴り房をなしている。いわゆるパニクルで円錐状花穂である。

花には花弁が五枚あって花が開く時、その五枚は特にその頂点で互に合着しその本の方が却て花托から離れ、次第に反巻し宛かも五つつに裂けた笠のようになって、そのまま早く落ち去るのである。そうすると今まで花弁の内部にあった五雄蕊が後とに残って立っている。そして花の中央には緑色の一子房があって頂に極めて短かい一花柱が見える。雄蕊の本にはその間に五つの蜜腺があって蜜液を分泌するので、花時には御客の昆虫が来集し花中の蜜を吸いつつ知らず識らず雄蕊の花粉を花柱頂の柱頭に着け媒助してくれるので、その御蔭でブドウの実が立派に出来るのである。