후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かせいのまじゅつし
火星の魔術師
蘭 郁二郎
蘭 郁二郎의 火星の魔術師(かせいのまじゅつし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,120자 · 302화면
こんな状態がかなり長く続いてその中に私はどうにか中学を卒え専門学校に通うようになりました。勿論この頃も毎夜必ず幾つも夢を見続けました、しかしこの頃から私の夢は不可思議な、現世との連絡を帯びて来たのです。たとえば昼間散歩の時、ふと見上げた教会の鐘をその夜夢で見たのです。それもその鐘が夜中鐘楼の中を馳廻っている夢なのです。私がたった一人でそれを見ていますと、はっと思った途端、その鐘が墜落して木破微塵になってしまい、その耳を潰すような恐ろしい音に眼をさましたりします。すると翌日の新聞にはなにかで有名なその鐘が昨夜落ちて破れたことを告げているのです。勿論、遠くはなれたところですから音のきこえるわけは全然ない筈です。
又こんなことがありました。友人と久しく会わない先輩のところへ行く約束をして一緒に出掛たのですが、家のこんだところで、なかなか見付かりません、友人が
「どうだい、こっちから行けそうだね」
そういってひょいと露地にはいろうとするのです。それを見た私はなんの気なしに、
「駄目だよ、袋路だよ」
といってしまいました、友人は不思議そうな顔をして、
「なんだい、君、ここらを知ってるのか」